WORKS 
 

■宮城県保健医療福祉中核施設■



これは宮城県で計画された総合保健医療福祉コンプレックスの設計コンペに参加したものです。


■周辺環境との穏やかな融合
敷地中央の谷に、谷を埋めるように、全ての施設をまとめることで造成工事を最小限とし、現状に出来るだけ手を加えない計画とした。このことは同時に、各施設の関係を密接にし施設の相互利用を促進し、かつ、省エネルギー、建設コストという観点からも有効であると考えられる。断面は原則として現状の自然の斜面に沿わせ、光庭・共通ロビー・屋外運動施設を除いて屋上を全て緑化することにより周辺環境との穏やかな融合を計っている。共通ロビーにおいては斜面の一部をそのまま内側に取り込んでいる。なお、北側の谷は馬の放牧および将来の増築予定地として基本的に現状のまま残す。

■親水ゾーン
親水ゾーンはほぼ全域を人工池とし、多目的コートや交流広場といった地域の他の施設と本施設を緩やかに接続させながら、視覚的な広がりを確保した。




■建設計画
本施設の顔となるリハビリテーションセンターを第一期工事として親水ゾーン側に建設、その後共通ロビーとなる部分を搬入路としながら、谷の奥から順次、他の3施設および共通ロビーを建設する。新たに竣工した施設と既存施設の間は多目的広場や光庭となり、低層階の採光を確保する。




南北断面図

出来るだけ現状の地形を残し、谷を埋めるように計画している。屋上は緑化し広場とする。


 これは松原明生建築設計事務所の松原明生氏との共同設計です。